なでしことPythonの比較

なでしことPythonで同じ動作を実装した場合の違いを説明します。

なでしこでの実装

なでしこは日本語でプログラムを書ける言語であり、直感的にGUIを作成できます。このプログラムでは、マウスホイールの動作に応じてキャンバスに赤い四角を描画します。


X=0。Y=145。線色は赤色。
母艦のマウスホイール回した時は
  もし母艦のホイール値>0ならばY=Y+1。
  もし母艦のホイール値<0ならばY=Y-1。
  X,YからX+1,Y+1へ四角。X=X+1。
    

Pythonでの実装

PythonではGUIライブラリのTkinterを使用し、キャンバスにマウスホイールの動作に応じて四角を描画します。ホイールを上に回すとY座標が増加し、下に回すと減少します。キャンバス上に小さな赤い四角が描かれ、左から右に連続的に描画されます。


import tkinter as tk

# 初期設定
root = tk.Tk()
root.title("マウスホイールで四角を描く")
canvas = tk.Canvas(root, width=800, height=600, bg="white")
canvas.pack()

x = 0
y = 145

def on_mouse_wheel(event):
    global x, y
    if event.delta > 0:
        y += 1
    elif event.delta < 0:
        y -= 1
    
    # 四角を描く
    canvas.create_rectangle(x, y, x + 1, y + 1, fill="red", outline="red")
    x += 1

# マウスホイールイベントをバインド
root.bind("", on_mouse_wheel)

# メインループの開始
root.mainloop()